シンパパkeniiのライフハックブログ

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【フリードマンの研究】名著:影響力の武器より「脅し・圧力によるしつけは意味が無い」

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 はじめに

今回はロバート・B・チャルディーニの名著「影響力の武器」より、

学者フリードマンによる子供を対象とした「脅し・圧力と教育の実験」をご紹介致します。

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

 

この数ヵ月、自宅で子供と過ごす時間が長くなり、子育て疲れやイライラが溜まっている方が多いと思います。

 

そして、親の言う事を聞かない子供に対して、

言葉の圧力や脅しをかけて従わせようとする人も多いと思います。

 

「何度言っても子供が言うことを聞かない、、、」

「同じ過ちを犯す、、、」などの行為は、

そもそも伝える側(親)の言動が間違えているのではないでしょうか。

 

今回の記事は、しつけについてフリードマンの実験をもとにお伝えします。

 

フリードマンの実験

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フリードマンは、

今回の実験でおもちゃ=禁じられた遊びとしました。

そして、おもちゃで遊ぶ前に禁じられた遊びをすることは間違っている」のだと子供自身が理解すれば、

 

それ以後6週間後も子供は「禁じられた遊びをせずにいるのか」を調べました。

禁じられた遊びをすることは間違っていると「理解」させる方法を2グループに分けて実験をしています。

 

実験期間

6週間

 

対象児童

7歳~9歳

 

実験①

禁じられた遊びで遊ぶことが間違っていると「理解」させる方法を2グループに分けて実験をしています。

 

グループ①

このグループの子供たちには、

「脅し」「圧力」によって言う事を聞かせる。

おもちゃで遊ぶところを見つけたら「厳しく怒るぞ」と、

実際に子供たちへ脅し・圧力をかけたグループ。

 

グループ②

グループ①とは対照的に、脅しや圧力をかけずに「おもちゃで遊ぶことはいけない事だよ」と理由を説明し、その後「ちょっと部屋を出ている間、おもちゃでは遊ばないように」と指示をしたグループ。

 

実験内容

1.まず複数人の子供たちをマジックミラーのお部屋に集める。
2.フリードマンは部屋から退出➡マジックミラー越しで子供を監視する
3.子供たちはおもちゃで遊ぶのか

 

実験結果

フリードマンが予想した通り、

両グループとも子供たちの前におもちゃを置いても、子供たちはおもちゃに触れる事は無かった。
「見付かったらお仕置きが待っている」という強い脅しは当然に効果があった。
正反対に優しく指示したグループの子供たちも、おもちゃで遊ばなかった。

 

しかし、ここからが本当の実験。

 

実験⓶

実験①の6週間後、再度実験を行った。

実験内容

若い女性が子供達の所へ行き、
「絵を描くテストをする」という理由をつけて、

子供たちを一人ずつフリードマンから禁止されているおもちゃのある別室に連れていく。
そこで、目の前にある「禁止されているおもちゃ」に触るのか。
フリードマンからの忠告」を無視するのか。

 

実験結果

グループ①の脅し・圧力を受けた子供たちの77%が、禁止されているおもちゃで遊んだ。

6週間前に行われたフリードマンからの忠告は、

6週間後にはほぼ全域で効果が失われていた。

 

一方、グループ②の「おもちゃで遊ぶことはいけない事だ」と指示された子供のほとんどが、禁止されたおもちゃで遊ばなかった。

 

2グループの結果の違いから分かること

なぜグループ①の脅された子供たちと、
グループ⓶の優しく指示を受けた子供たちとでは、
監視の目が行き届かなくなると結果に違いが生じるのか。

 

グループ①の子供たちは監視の目が行き届かなくなると、忠告の効果が無くなった。
グループ①の脅しが教えたことは、
「禁止されているおもちゃで遊ぶのはいけない事だ」ではなくて、
「お仕置きされる可能性がある時に、禁止されているおもちゃで遊ぶのは賢くない」というものだった。

 

グループ②の子供たちは、
最初の実験①でおもちゃで遊んではいけないと指示され、その指示を守った。
脅す必要もなく、おもちゃに結び付いたお仕置きが無いにも関わらず行動を守った。

両グループの違いは、「外からの圧力で行動を変えるのか」
「自分の内側からの意思で行動を変えたのか」にあります。

 

実験①の段階で、
グループ②の子供たちは、「禁止されているおもちゃで遊ぶことはいけない事だ」と教えてもらい、

その考えをもとに「自分で」おもちゃで遊ぶことを辞める決断をした。

 

その結果、自分で以前に選択した「おもちゃで遊ぶことはいけない事だから遊ばない」という考えを、実験⓶の別室で監視の目が無い所でも守った。

 

これは数週間経った後でも、
子供たちは「禁止されているおもちゃで遊ぶことはいけない事だから、遊びたくない」と自分の意思で信念を変えた。

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子育てに活かす

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子育てに直面している人は、
子どもに脅しや圧力を使うのではなく、
フリードマンがグループ②の子供たちに行った理由を説明して理解させる方法を取ると良いです。

 

子供に、脅しではなくて「言葉で理解をさせる」

そうすると、子供は自分の意思でその行動を守り、
親の監視の目が行き届かなくなったところでも言う事を守り続けます。


「望ましい行動を取らせるのと同時に、
その行動を自分が進んで取った」のだと感じさせることが重要です。

 

とはいえ、

「言葉で理解させる」のは相当の労力がいります。

この記事を書いている私も出来ているのか問われると、、まだまだ出来ていません。

 

しかし、この影響力の武器で紹介されているフリードマンの実験を参考にすれば、

最初は労力がいりますが子供が理解し行動を取れるようになれば、

同じ注意をしないで済むことになります。

 

理解させるのに労力がいりますが、後々のことを考えると言葉を理解させる方に労力を使った方が断然良いです。


簡単ではないと思いますが、
頑張っていきましょう。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました♪

 

参考資料

影響力の武器(単行本)

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

 

オーディオブックで聴きたいという方は、

⇩こちらに影響力の武器オーディオブック版があります⇩

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