はじめに
今回はメンタリストDaiGoさんのYouTubeチャンネルで放送されていた動画をご紹介致します。
テーマが「自粛期間中、アルコール消費量が増えている人は要注意」
この記事を見ている方の周りで、普段お酒をあまり飲まないのに最近急激に飲酒量が増えた。
という人はいますか?
結論から申し上げると、
普段お酒を飲まないのに、ここ最近アルコール消費量が増えている人は「うつ」の可能性があり要注意です。
アルコールと鬱の関係
まず、前提として適度なアルコール摂取は数時間の抑うつ効果があります。
お酒を飲むことで高揚感を感じ、一時的にうつ症状が改善できます。
しかし、お酒の抑うつ効果は数時間程度しか続かない為、
うつ症状が一時的に改善した人も数時間経つと、元のうつ症状に戻ってしまいます。
そして、飲酒による高揚感を経験をした人は、
お酒による抑うつ効果を求めて、更に飲酒してしまいます。
その為、一部のうつの人は下記のような飲酒の負のループにはまってしまいます。
つまり、普段お酒を飲まない人の飲酒量が増えたという方は、
メンタルに何か問題を抱えている可能性があるので注意深く見てあげる必要があります。
アルコール依存の研究
1923人の青年を約7年間追跡調査し、
普段のメンタルの状態と飲酒量を調べ「うつと飲酒」の関係性が研究されています。
研究によって二つのことが分かりました。
一つは、メンタルが落ち込んでくると、大半の青年が前述した通り飲酒による一時的な高揚感を求めてアルコールに逃げる。
二つは、飲酒=「うつになる」
というわけではなく、
うつの人=「飲酒に逃げる」
という傾向がありました。
つまりお酒が「悪」という訳ではなく、
飲酒量が増えているという方は、飲酒量の増加がうつ症状のサインなのかもしれないと注意深く見ていく必要があります。
対処法
この章では、飲酒に変わるうつ対処法をご紹介いたします。
なお、こちらの対処法はメンタリストDaiGoさんの放送で紹介されていた対処法と、精神科専門医 長谷川 大輔氏の記事も参考にご紹介致します。
飲酒量が増えている人はどうすれば良いのか。
おススメの対処法は運動・日光浴・食事改善です。
3つの対処法に共通して言えるのが、「セロトニンの分泌」です。
セロトニンは、メンタルの安定・思考力の活性化・対ストレス効果があり、精神安定剤と似た分子構造です。
などなど、セロトニンの分泌によって多くの効果をもたらします。
運動・日光浴
運動・日光浴によって神経伝達物質の「セロトニン」が生成され、メンタルの安定が保たれます。
そうなると、飲酒による高揚感・一時的な抑うつ効果を求める必要はありません。
理想的な運動としては、リズミカルな運動
つまり、ジョギングなどの有酸素運動などがおススメ。
ちなみに、30分のウォーキングでも十分な効果を得られるので、運動が苦手という方はウォーキングがおススメです。
日光を浴びるタイミングとしては、起床直後30分以内に15分~30分程度の日光浴を意識すると良いでしょう。
セロトニンは無限に増え続けるわけではないので、適度に運動と日光浴をおこないましょう。
食事
食事もセロトニン分泌に重要な要素を含んでいます。
「トリプトファン」という栄養素を摂取することで、セロトニンの分泌を手助けしてくれます。
トリプトファンは体内で生成できず、食事でしか摂取する事ができません。
などが、あげられます。
通常の食事による栄養摂取+トリプトファンを含んだ1品を追加する意識でバランスよく摂取していきましょう。
番外編 ヨガ・瞑想
前述したリズミカルな運動につながるものとして、ヨガもおススメです。
近年、日本でもヨガ・瞑想人気が高まっています。
ヨガには、自律神経を整え心身を落ち着かす効果が期待できます。
多くのスポーツ選手(特にサッカー選手)なども、柔軟性を高める効果以外にメンタル面の向上を目的としてヨガをとり入れています。
有名な話だと、サッカー日本代表 長友佑都選手や長友選手に影響を受けた香川真司選手など他のサッカー日本代表選手もヨガを取り入れています。
新型コロナウイルスの影響でジムなどが閉鎖される中、ヨガスタジオも閉鎖の例外ではありません。
しかし、ヨガは器具不要のためパソコンやスマホ・タブレットなどでオンラインレッスンを受ける事が可能なのでおススメです。
この自粛生活をキッカケに、運動・日光浴・食事改善・ヨガの取り入れをしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
自粛生活によって、在宅で仕事をしている会社員だけではなく、専業主婦・子供なども多くのストレスを抱えています。
相互に健康状態を確認し合い、前述したように飲酒量が増えた方などがいる場合は一緒に運動するなど対応していけたらと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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